2014年夏の甲子園が開幕!組み合わせと見どころ
今月9日に開幕する夏の甲子園の対戦カードが発表された。
昨年度より「全試合抽選」によって決まるトーナメントには一回戦不戦勝枠があったりと、ゲーム性が高くファンならずとも注目だ。
「全試合抽選」とは
一昨年までは、「組み合わせ抽選会」にて3回戦までのトーナメントが決定していた。
しかし昨年からは、初戦から2回戦までを一昨年までの「組み合わせ抽選会」にて決定し、その後のカードは試合勝利後に再抽選するという制度である。
19年ぶりに復活したこの制度は上記の通り、より未知な展開が待っていると同時に選手、ファンともにゲーム性が高いほか”選手権大会の伝統”というスポーツマンらしい想いも込められている点にも注目して欲しい
詳しくはこういった内容だ。
- 大会前の組み合わせ抽選会では初戦(1、2回戦計24試合)の対戦だけを決める。その後は試合ごとに勝利チームが抽選し、次戦の日程を決めていく。試合間隔にも配慮した仕組み。
- 1回戦の勝者による2回戦の抽選は第1日の3チームは第7日、第2、3日の8チームは第8日、第4、5日の6チームは第9日の試合から引く。
- 3回戦の抽選は制約がなく、どこと対戦するか分からない。ただし、2回戦最終日の第9日(3試合)の勝者だけは連戦にならないよう、第11日の試合から引く。
- 準々決勝の抽選は、3回戦の1日目に当たる第10日の勝者4チームは第1、第2試合、連戦となる第11日の勝者4チームは第3、第4試合から引く。
- 準決勝の抽選はどこと当たるか分からない。
(参照:朝日新聞)
とても、まぎらわしい。どうやら連戦を避ける事ができるので選手も比較的ベストに近いコンディションで臨める、ということらしい。
今年の抽選会はこのように初々しくも何処か殺気立った雰囲気の中、激闘の予感で空気を揺らしながら行われた。
2014年夏の甲子園 試合日程表
下記のようになっている。
これ以降の対戦は試合の展開と連動する。
2014年夏の甲子園 試合日程
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第1日:8月9日(土) | ||
時間 | 回戦 | 対戦校 |
10:20 | 1 | 龍谷大平安(京都) vs. 春日部共栄(埼玉) |
12:50 | 1 | 坂出商(香川) vs. 敦賀気比(福井) |
15:20 | 1 | 日大鶴ケ丘(西東京) vs. 富山商(富山) |
第2日:8月10日(日) | ||
時間 | 回戦 | 対戦校 |
8:00 | 1 | 日南学園(宮崎) vs. 東邦(愛知) |
10:30 | 1 | 静岡(静岡) vs. 星稜(石川) |
13:00 | 1 | 日本文理(新潟) vs. 大分(大分) |
15:30 | 1 | 大垣日大(岐阜) vs. 藤代(茨城) |
第3日:8月11日(月) | ||
時間 | 回戦 | 対戦校 |
8:00 | 1 | 高崎健康福祉大高崎(群馬) vs. 岩国(山口) |
10:30 | 1 | 鹿屋中央(鹿児島) vs. 市和歌山(和歌山) |
13:00 | 1 | 佐賀北(佐賀) vs. 利府(宮城) |
15:30 | 1 | 三重(三重) vs. 広陵(広島) |
第4日:8月12日(火) | ||
時間 | 回戦 | 対戦校 |
8:00 | 1 | 東海大甲府(山梨) vs. 佐久長聖(長野) |
10:30 | 1 | 九州国際大付(福岡) vs. 東海大四(南北海道) |
13:00 | 1 | 聖光学院(福島) vs. 神戸国際大付(兵庫) |
15:30 | 1 | 小松(愛媛) vs. 山形中央(山形) |
第5日:8月13日(水) | ||
時間 | 回戦 | 対戦校 |
9:30 | 1 | 明徳義塾(高知) vs. 智弁学園(奈良) |
12:00 | 1 | 開星(島根) vs. 大阪桐蔭(大阪) |
14:30 | 2 | 二松学舎大付(東東京) vs. 海星(長崎) |
第6日:8月14日(木) | ||
時間 | 回戦 | 対戦校 |
8:00 | 2 | 鳴門(徳島) vs. 近江(滋賀) |
10:00 | 2 | 城北(熊本) vs. 東海大望洋(千葉) |
13:00 | 2 | 東海大相模(神奈川) vs. 盛岡大付(岩手) |
15:30 | 2 | 角館(秋田) vs. 八頭(鳥取) |
第7日:8月15日(金) | ||
時間 | 回戦 | 対戦校 |
8:00 | 2 | 沖縄尚学(沖縄) vs. 作新学院(栃木) |
12:00 | 2 | 八戸学院光星(青森) vs. 武修館(北北海道) |
14:30 | 2 | 関西(岡山) vs. 1回戦の勝者 |
夏の甲子園、今年の見どころは
球速140km超えの投手4人を擁する東海大相模、
激戦区にて3年連続制覇を成し遂げた強打がウリの大阪桐蔭、
春夏通算で71回目の出場を誇る龍谷大平安が注目と噂されている。今後の展開に注目だ!
ちなみに甲子園の中継にはAndroid端末専用のアプリがリリースされているので、そちらを使って観てみるのも一興だろう。
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注目の選手は
先取り出来るよう、2014年夏の甲子園で話題を呼ぶであろう選手を独断で選び、動画で紹介していくとしよう。
松本裕樹投手(盛岡大付)
球速MAX149k/m。得意変化球はカーブ/スライダー/フォーク
岡本和真内野手(智弁学園)
第86回選抜高校野球 甲子園にて8打数4安打2打点2本塁打。
高橋奎二投手(龍谷大平安)
徳本健太朗外野手(龍谷大平安)
俊足が話題。
吉田凌投手(東海大相模)
球速149k/mを記録
球場に足を運ぶ前に参考になれば幸いだ。
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